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第5章 第一脱落者

一度休みたいと申し出たが当然許されるわけもなく、四人目の試験者がやって来る。

少し萎えてしまった肉棒を見て、試験者は翔太が射精してしまったことに気付く。

いった直後の刺激はくすぐったく、苦痛ですらある。
しかし四人目の試験者は心得たもので、萎えた翔太のぺニスを優しく握って、汚れを掃除するように舐めた。
気持ちいいとは違う、優しいその扱いに翔太は性的とは違った喜びを感じる。

この気遣いのある動きはさくらにちがいないと翔太は確信した。
先程の三人目はさくらだとは到底思えない。

優しい愛撫のなか、翔太はそう考えていた。

しかしそれが絶対だとは言えない。
その考えも頭をよぎる。

さくらのフェラチオを体験したことがないのだからそのテクニックはわからない。

もしかするとさくらが勉強をして先程の三人目のようなテクニックを習得した可能性だってゼロではない。