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大魔王の子を孕みます
第5章 初夜



狡い…。

今、ライズを好きだと認めたら、それは媚薬のせいになってしまう気がして簡単には素直になれない。

もしも、この世界に勇者がまだ居るなら今すぐに俺を助けて下さいと叫びたい。

でも勇者はもう居ない。


「やだ…。」


いじけて俯く俺の顎をライズが持ち上げる。


「『淫蘭』には可愛く強請ったくせに…。」


少し呆れた顔で俺を見る。

乳首を捏ねてた指先がゆっくりと下へ降りて行く。

へそを擽り、女の蜜部へと降りる指先に期待して息をゴクリと呑んでしまう。


「ほら、シロは私にして欲しいと願ってる。」


嬉しそうに笑うライズが頬に口付けする。


「欲しく…。」


ない…と言い切れない。

股間の茂みに分け入る指先が白い花弁を押し広げてピンク色の陰部を剥き出しにする。

花弁を広げながら撫で回す指先…。

その指先を求めて陰核が包皮から顔を出せば、ライズは意地悪にその回りだけを丁寧に愛撫する。


「…っん…。」

「どうして欲しい?」


わかってるくせに…。

ライズに焦らされて俺はまたお漏らしをしてる。

恐怖による失禁じゃない。

快感による愛液の洪水…。


「ライズ…、狡い…。」

「私は魔族だからな。狡いのは当たり前だ。」


そんな時だけ悪魔だからと開き直るとかあんまりだ。

陰核の回りで円を描き続けるライズの指先からクチュクチュといやらしい水音が響いて来る。


「あぁ…。」


あの、やらしく動く綺麗な指先でもっと敏感な部分を触って欲しくて堪らない。

ライズの唇が触れる部分が熱くて堪らない。


「触ってよ…。」


根負けする。


「もう触ってる…。」


ライズが意地悪に笑う。

その目は少し怒ってる。

『淫蘭』に卑猥な事を強請った俺に妬いてるからだ。


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