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片時雨を抱きしめて
第2章 第二章 片時雨

「上、脱いで」
先生が小さく言うと、スウェットを頭から脱がし、下着を取った。
先生は私の頭に腕をそえて、そっとベッドに押し倒すと、
私の首筋に唇を落とす。ちゅ、と小さく音がする。
唇が徐々に下にさがる。胸の周辺、核心を避けて、甘く音を立てる。
そしてその瞬間、
右の先端につめたいものを感じる。
ぺろりと舐められ、そのまま咥えられる。
先生の、舌が私を弄ぶ。
左の先端は指先がそえられたまま、はじかれる。甘い痺れ。私は吐息の中甘い嬌声をあげる。
「いいの?これ」
下から覗き込むようにして先生は私の顔を見る。そのまなざしが、冷たくて、熱い。とても、熱くて、私の体がまた大きく疼く。私はおもわずふとももをすり合わせる。
「それ、気づいてないと思ってる?
腰、あげて。」
先生が私のズボンを抜き取る。そのまま下着も取られ、借りたばかりの下着が、汚れているのがもうわかる。甘い、自覚。
「足、自分でひろげられる?」
先生が私を見下ろしながら問う。

