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片時雨を抱きしめて
第4章 第四章 痺れ
刺激がとまったとおもえば、まだ使われていなかった方の手が伸びて、頬に添えられる。視線からのがれるように横を向いていた私の顔は、その力によって正面にもどされる。先生が、私を見ている。

「やば、また締まった。俺の顔見て興奮してる?」

私はその台詞に、背骨のあたりがこそばゆく熱を持つ感覚を覚える。声にならない声が漏れる。疑問形の形をしているのに、私ははくはくと息をすることしかできないまま、ただピストンを受け入れている。子宮の入り口が、トントンと揺れて、もうその力の強さには、遠慮や配慮は見られない。
ただ私の体を使って、先生が快感を得ている。

私に余裕がなくなったのを確認すると、先生は大きく腰を引いて、入り口付近のざらつきを擦る。また違った刺激に、私は顔をゆがませる。その顔をみられたくなくて顔をそらしたいのに、顎のあたりをつかまれたまま先生は逃がしてくれない。

そこを一通り蹂躙すれば、また奥まった場所に勢いよくもどっていく。突かれるたび、内臓が揺れる感覚にひどく酔う。

「せんせ、え、あ、だめ、くる、いっちゃ」

脊髄のその奥から、湧き上がってくる液体の感覚。抽象的なその感覚を、私はやみくもに言葉にして伝える。視界はもう生理的な涙でぼやけていて、先生がどんな風に私を見下ろしているのかがわからない。みだらによがる私を、笑っているのだろうか。

「わたや、ごめん、おれも、無理かも」

想像とは裏腹に、声を裏返しながら伝えられるそれは余裕が無くて。
主導権が私にあったときのようなその声色に、私はまた欲情する。それでも身体は先生に侵略されたままで、先生がただ先生自身の快楽のために動くその力の向きは、ひどく乱暴だった。両手で腰をつかまれて、より奥へ、奥へと突かれる。

「あ、ああ」
「っふ、あ」
ほとんど同時だった。
私が背中を弓のようにそらせたとき、先生が奥にあったそれを瞬時に抜いて、呼吸のたびに小さく動く胸の上でとくとくと動いた。白く濁ったそれが、その動きに合わせて零れ落ちる。


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