この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片時雨を抱きしめて
第3章 第三章 記憶



カーテン越しの光がまぶしくて私は目を覚ました。ずいぶん眠ったような気がする。
ぼんやりとした頭で先生をさがすがみつからない。
先生は家にはいなくて、小さなメモだけがテーブルに置かれていた。


少し出掛けています。昼頃に戻ります。
冷蔵庫に入っているものを自由に食べてください。


現代文の添削をするときと同じ字、学級日誌のコメントと同じ字。
昨日私のそばにいたのが、まぎれもなく青木先生だと、
そのメモは私に言い聞かせているようだった。


お腹の奥がじん、と熱くなる。
昨夜の刺激を、思い出すし、はだけた肌を抱きしめた。
私は、先生と____。



自分の中の何かが破裂したように感じた。
心の奥に眠っていた何かが、さみしさと、やるせなさと、少しの好奇心を糧に
私を覆いつくしていった。
私は私をとめられなくて、いつのまにか、ここにこうして眠っていた。




/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ