この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第23章 告白

「な~んだ。ちゃんと趣味あるじゃない!パンも手作りだなんて、羽間くんが言ったように彼氏は幸せでしょうね」

「えっ?彼氏??」

いきなりの彼氏発言に驚いていると、鮫島さんと高橋さんが距離を詰めてくる。

「最近、明るくなったし、彼の影響でしょ?」

「そうそう。それに今、とっても幸せそうな表情してたわよ」

「彼氏、なんて、いないですよっ」

ふたりににじり寄られタジタジになりながらも否定した。

「またまたぁ~。嘘つかなくてもいいじゃない」

「嘘、だなんて、本当に、いま、せんからっ」

嘘を付くのは心苦しいけど、彼氏がいると分かれば何を言われるか分からないし、それ以上に彼氏が光春さんと感づかれるのは避けたかった。

「そうなの?絶対彼氏いるんだと思ったけどなぁ~~。――それよりさ、総務に入った高城さん見た??」

「見た見た見た!!!かっこいいよね」

どこか腑に落ちないようだったけど、飲んでいるせいもあり直ぐに違う話になってほっとした。

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ