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蕾は開き咲きほこる
第24章 それぞれの一歩

「どれも美味しそう!」

ショーケースの中に並べられたケーキはどれも美味しそうで目移りしてしまい、好きなケーキを4つ選んで良いと言われても優柔不断な私は決められなかった。

「光春さんはどんなケーキが好きですか?桜子さんも長野さんもどれが好きなんでしょう」

ショーケースの前で眺め5分、最後の頼みだと光春さんに助けを求めた。

「私はあまり甘くないのが好みですね。桜子さんは生クリームが大好きですし、長野さんも意外と甘党だと思いますよ」

光春さんのアドバイスを聞きながら4種類のケーキを買うことができた。
それを持って光春さんの運転する車で目的地に向かった。
目的地に到着する頃には、どんよりとした雲も流れ太陽が顔を出していた。

「予報通り晴れましたね」

「そうですね……今日は暑くなりそうですね」

駐車場に車を止めて外に出ると、光春さんは片手で日差しを遮りながら空を見上げた。
その横顔がとても寂しそうで、そっと光春さんの手を握りしめた。

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