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過去のことにしたかったのに
第9章 彼が私の心を
「愛華ちゃん、抱いても良いよね」

「ごめんなさい」
何度も謝った
これ以上、彼に嘘をつき続けるのは嫌だった
パパにも話そうと思った

私が彼に本当の事を話す=彼に嫌われるを意味している
「秀樹さん、私は中学生の時から父と体の関係がありました。長くなるけれど聞いてくれますか?」
全てを包み隠さず話し、裸になって全て見せた
彼は私の裸を見て流石にビックリしていた

彼の答えは
「正直、言ってビックリしました。でも、好きな気持ちは変わらないし、愛華ちゃんがそれを必要としてるなら僕も努力します」
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