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第11章 過去のことにはできなかった

実はhappy　endでは終わってはいない。
秀樹さんは知ってるけど、パパには内緒
私のお腹の中にはパパの子がいる

パパとお母さんが入籍してからも私とパパの関係は続いていた
そんな様子を見て秀樹さんが
「愛華、パパのこと大好きで子どもほしいんだろ？
パパに正直に言ってみろよ」

「二人の邪魔はしたくないから……」

「それなら、パパに嘘ついて中出ししてもらうしかないな
俺は、お前が俺の気持ちに寄り添ってくれているからすごく救われている。だから、俺は愛華とパパの子であっても大切に育てるよ。だって、康樹だって本当のところわからないだろ」

私はパパに嘘をついて中出ししてもらった
パパが生きている間は内緒のつもり

私は誰よりも素敵な恋をしてきた
そして、大好きな秀樹さん、康樹、お腹の中の子に囲まれて私は過ごしている
最高の幸せを掴んだ

今度こそ
happy　end