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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第23章 チャプター23
 郁美は黒々としたペニスの先端に、口をつけた。尿道に舌先を押しつけると、唇で雁首をしごいた。首を振りながら、刺激を強くすると、吸い上げながら口の奥深くまで収めていった。二度、三度と鼻息を響かせながら、舌を幹に巻きつかせるようにすると、郁美の股のあたりでくぐもった声があがった。
「ん……んフン、あン、あはぁ」
 愛撫を続けながら郁美は、腰を淫らに揺すった。
「もっと……あなたも、わたしを感じさせてェ」
 郁美が甘えた声をあげると、男の舌の動きがより激しくなった。愛液をすすり、舌先が膣の奥へと入り込んできた。吐息がかかり、指で膣口を広げられると、じっと見られていることを郁美は意識した。
 郁美はいつまでも、ペニスを口に含んでいると苦しいので、時に幹に舌を這わせ、手でしごいてあげた。玉袋を掌で包むと、それを揉んであげた。玉袋の裏の真ん中あたりを指先でなぞると、男が躯を震わせるのが、わかった。その反応に郁美は嬉しくなり、またペニスを含んで、口で抽送させた。
 ――今、郁美がいるのは駅前のラブホテルの一室だった。シックスナインで愛撫をしているのは、晴翔でも玲二でもなく、もちろん、夫の隆一でもなかった。電車内でたまたま、郁美の躯に触れてきた痴漢が、その相手だった。痴漢をされたついでに、ホテルでセックスをしたい、と誘ってみたら、簡単にこの場所へ連れ込んでくれたのだった。
 名前や年齢どころか、性的趣向すらもしれない相手とセックスすることに対して、抵抗感はなかった。風俗店で働いていた時もそうだったし、それに、これからどのような悦楽を与えてもらえるのだろう、と考えただけで、頭の中はそれだけでいっぱいになってしまっていた。
 男のペニスは幹が太く、郁美の好みからするとやや、短いのだが、雁首が傘状に張り出しており、それが膣洞を満たし、淫液を掻き出す様を妄想すると、躰が震えそうなくらい興奮した。視姦しながら、先走り液を味わい、郁美の愛撫に反応するのを愉しみながら、郁美は早く、これで貫かれたいと思っていた。
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