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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第3章 チャプター03
顔を背け、トイレの床に、座り込んでしまった。お尻に感じる、冷たい感触がさっきまでの、官能の熱を取り去り、じわじわと郁美の身体に忍び込んでくるかのようだった。
男に対する怒りはなかった。いや、いくらかは、あったのかもしれないが、それよりも落胆の感情が強く、郁美のなかをひとつに満たしていった。男とキスを交わしたことで、郁美は自分が汚れてしまったように思った。どんなに変態的な行為をしても、心だけは堕ちまいと決意していただけに、ショックは隠せなかった。
男に対する怒りはなかった。いや、いくらかは、あったのかもしれないが、それよりも落胆の感情が強く、郁美のなかをひとつに満たしていった。男とキスを交わしたことで、郁美は自分が汚れてしまったように思った。どんなに変態的な行為をしても、心だけは堕ちまいと決意していただけに、ショックは隠せなかった。