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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第16章 チャプター16
鎖ピアスの男の口調は、郁美がペニスを咥えたがっているので、特別に願いを聞き届けてやろう、とでも言わんばかりだった。
が、それはあながち、間違っているとも言い切れなかった。言い切れない心理状態に、郁美は陥っていた。
フェラチオは、というより、互いの性器を舐め合うシックスナインが、郁美は好みだった。が、夫の隆一はフェラチオを妻にさせるのが、それほど好きではないみたいだった。夫のものを口に咥えると、すぐに射精をしてしまうし、郁美も郁美で、シックスナインをしてスイッチが入ってしまうと困るので、互いに求めないようになっていた。
が、好きなのにそれをさせてもらえないというのは、ストレスを生み出してもいた。昨晩のトイレでのオナニーも、見知らぬ男のペニスを次々と口に咥え、または男たちの環視のもと、躯の上に跨がり、互いの性器を貪るように味わっているシーンを妄想し、ようやく果てたのだった。
鎖ピアスの男が、顔を寄せてきた。郁美はキスに応じながら、男のパンツに手をかけた。脱がせると、女の淫液で黒く変色した、興奮状態の肉竿が現れた。
そっと幹の部分を握りしめると、男の熱情が肌を通して、伝わってきた。
――わたしの躯を求めてくれている。
そう思うと、郁美自身の肉の悦びへの期待と溶け合い、頭の芯の部分を痺れさせていった。
ワゴン車はもう、かなりの時間を走行していた。時折、減速したり、曲がったりはするが、車内は窓の部分にカーテンがかけられているので、どこをどう走っているのか、郁美にはさっぱり、わからなかった。ただ、わかるのは、これから先、どこへ行こうとも、郁美はふたりの男に抱かれて、官能を極めさせられる、ということだけだった。
郁美は手の中のペニスをじっと、見下ろした。全体は郁美の唾液でしっとりと濡れてはいるが、硬さや肌触り、牡の精の臭いの強さなどは変わることはなかった。
が、それはあながち、間違っているとも言い切れなかった。言い切れない心理状態に、郁美は陥っていた。
フェラチオは、というより、互いの性器を舐め合うシックスナインが、郁美は好みだった。が、夫の隆一はフェラチオを妻にさせるのが、それほど好きではないみたいだった。夫のものを口に咥えると、すぐに射精をしてしまうし、郁美も郁美で、シックスナインをしてスイッチが入ってしまうと困るので、互いに求めないようになっていた。
が、好きなのにそれをさせてもらえないというのは、ストレスを生み出してもいた。昨晩のトイレでのオナニーも、見知らぬ男のペニスを次々と口に咥え、または男たちの環視のもと、躯の上に跨がり、互いの性器を貪るように味わっているシーンを妄想し、ようやく果てたのだった。
鎖ピアスの男が、顔を寄せてきた。郁美はキスに応じながら、男のパンツに手をかけた。脱がせると、女の淫液で黒く変色した、興奮状態の肉竿が現れた。
そっと幹の部分を握りしめると、男の熱情が肌を通して、伝わってきた。
――わたしの躯を求めてくれている。
そう思うと、郁美自身の肉の悦びへの期待と溶け合い、頭の芯の部分を痺れさせていった。
ワゴン車はもう、かなりの時間を走行していた。時折、減速したり、曲がったりはするが、車内は窓の部分にカーテンがかけられているので、どこをどう走っているのか、郁美にはさっぱり、わからなかった。ただ、わかるのは、これから先、どこへ行こうとも、郁美はふたりの男に抱かれて、官能を極めさせられる、ということだけだった。
郁美は手の中のペニスをじっと、見下ろした。全体は郁美の唾液でしっとりと濡れてはいるが、硬さや肌触り、牡の精の臭いの強さなどは変わることはなかった。