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朏の断片‐ミカヅキ ノ ダンペン‐
第3章 #2


「じゃあ次の練習の日にでも」

「    え、マジで?」


片桐の家に上田が来る。否応なしにときめいた。しかし何をしに来るのか真意は知れない。


「うん。今日は帰る。バイバイ」


そう言い残し車を降りた上田の後ろ姿が普通の女子高生にしか見えない。遠ざかっていく上田をしばらくポカンと口を半開きに見ていた。


「……マジで?」


上田の考えはまるで読めなかった。嫌われてるか好かれているかもわからない。


「またキスとかしてもええんやろか」


面と向かって聞けば、おそらく却下されるだろう。しかし自分の家に連れ込んで二人きりという状況はほぼ確実にそうした展開を期待する。というかそれは実行するだろう。


「俺は好きや言うたやんか」


承知で来るのなら、交際オーケーとも受け取れなくもない。


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