この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瑠璃色
第10章 愛の救世主


思えば、最近直人さんとまともに話してない。
こんな時だけど、イヤッ、こんな時だからこそ話しを
しなきゃいけないんじゃないか?

軽く、放心状態になってる直人さん・・・

「直人さん・・・」
「……」

「直人さん!」

腕を掴み、呼びかけると・・・

「ハッ…あっ、悪い…俺、探さなきゃ」
「直人さん、ちょっといいですか?俺、話しがあり
ます。川崎の事も含めてです・・・俺ん家に来ても
らえますか?」

「あっ…あー…うん…わかった」

バタン…

「何もなくて、すみません」

ペットボトルのお茶だけテーブルに置き、二人、向き
合って座る。

「直人さん・・・最近、川崎の様子がおかしいって事
気付いてましたか?」
「えっ?おかしいって?」

「直人さんは、いったい・・・川崎のどこを見てたん
ですか?それに、あの女・・・あいつ、いったい直人
さんの何なんですか?」
「あの女って…?」

「バイトの女ですよ、小林って女!あいつが、川崎に
あれこれ耳打ちして、その度に、サッと顔色が悪くな
って・・・」
「えっ…嘘だろ…まさか…」

「まさかって・・・何がまさかなんですか?」
「秀、実はな…俺、お前に隠してた事があるんだ…」

「えっ?隠してたって、まさか・・・あの女と付き合
ってるとか・・・そんな事言わないですよね?」




/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ