この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
リップ・エレクト【完結】
第1章 女上司はタラコ唇~~💖
”全く…。こいつら4人、ここまで揃いも揃ってとはな…。笑っちゃうわ。最も、レジェンヌが本採用されるなんてハナから考えてないんだし、さもありなんってとこか…”


彼ら4人は全員が、勝算が見込める具体的戦略プランであるなら、風間路線に賛同という姿勢を示した。
何のことはない…。
自分の逃げ道を確保した上で、レジェンヌプロジェクトへの献身を宣言したにすぎなかったのである。


「では、課長…、主だった職員は二課のレジェンヌ推進プロジェクトには、皆が納得できる具体戦略があれば全員、中原課長の元で総力を振る…。これを基本方針として、取り組みましょう。ナカダ主任もそれでいいかな?」


「ええ」


「それじゃあ、こうなれば何しろ、風間のプレゼン次第だ。課長、さっそく明日にでも、ここにいるメンバー全員の前で彼にレジェンヌ初期戦略のプランを提示してもらいましょう」


”おお…、ヤマちゃん、そう来たか。ふん、どうせ明日はなんだかんだと難癖つけて、今日みたいに皆の顔色見ながら風間案却下に持っていく腹だろう…。上等だっって!!”


と、トシヤが心の中で呟いていたところで、アキが口を開いた…。


...


「…ヤマダ補佐、そこでは風間君の提案だけなんですか?それだと、風間以外は審判の立場で彼の企画を丸バツ判定するするだけになる。せっかく、今日、レジェンヌを正規新商品化に持ってける戦略プランがあれば本社からの予算マックスを取って、思いきっり前に出ようって方針に定まったんですよ。ならば、数日をおいても、風間以外の総合職全員もラフ段階の各々マーケティング戦略を練って、その比較対象を経た上でベストな選別を踏むのが通常だと思うけど」


”うん、やっぱ、課長もここは意地を見せてくれてる。ガンバレ!”


トシヤはじっと彼女に視線をやり、エールを送った。
そして中原アキはその視線も彼の思いもしっかり受け止めていた…。


/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ