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Gemini
第6章 知らなかったこと
ルカの唇は一瞬も躊躇することなくそこにキスをした。

私の唇にするのと同じように、舌でなぞる。
「はぁあっ…」
思わず出た声に自分でもびっくりする。

両手で口を覆う私をルカは愉快そうな顔で見上げた。

私と目を合わせたまま、今度はまるでベロリと音がしそうなほど大胆に下から上へと舐めあげた。
「んぅっふぅっ…」

ルカの頭を離そうと伸ばした手は、髪に触れる前にルカの指に絡め取られてしまった。

プチュッ…
ルカの舌が本当にキスしてるみたいに私の中に入ってきた。
「やっそこっ……まっ…」

ルカは構わずにもっと奥に舌を入れてくる。
(なに…これ………)

ヌルヌルとした感触。
体の内側で感じるルカの舌。

ありえない場所にありえないことをされているということだけは理解できた。

「やばいね、カナデ…」

ルカの舌が離れて、やっとまともに呼吸ができる気がした。

「ルカ…もうやめ…あぁあっ…や…あっ」
ルカがいけない所にキスしてるのには変わりないのに、突然頭を殴られたような衝撃が走る。

ルカの唇の中で舌が動くだけで、腰がビクッと大きく動いてしまう。

「やだ…そこ……やぁあっ…なに…まっ…あっ」

温かいルカの口に包まれているようなのに、突然来る強い刺激が言葉にするのを邪魔してしまう。

パンツをどかしているルカの手を押さえる。
「もう…だめっ…怖いっ」

「わかった」
ベロリと広げた舌で一度だけ下から舐め上げると、黙ってパンツを元に戻してくれた。

ソファに座って私の肩を抱き寄せて、髪にキスをした。

「嫌だった?」

私はほんの少しだけ首を横に振った。

「泣くなよ」

ルカは私をギュッと抱きしめて、背中をポンポンと優しく叩いた。
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