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第5章 厭らしい子が好き

「本当に？」

「はい。優斗さんは私のように恥ずかしながら感じるような厭らしい子が好きなんですよね」

「そうだけど......」

「優斗さんとお付き合いして、自分の厭らしさ十分にわかりましたから......
優斗さんが望むならまだまだ厭らしくなれますよ」

「花純ちゃん、ありがとう
それならここに座って」

鏡の前に置かれた椅子に座った
後ろから抱きしめられ
「本当に大丈夫？　俺は変態オヤジなんだよ」