この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第34章 おまけ③ リクエスト


……純?


なんで、俺はそんな名前を……


ジュティス王子だ。


なんで、そんな大事な人の名前を俺は忘れていたんだ。


ジュティス王子は我が王国の第二王子。
王子は友好のため、帝国の第四皇女のマリアとの婚約が決まっていた。


今はまさに婚姻調印式を行うところ。


そのため、帝国の王都まで専用列車で王子は長い旅をしてきたんだ。


俺たち親衛隊はその護衛に付き添うのだが、下っ端の俺たちは、車で帝国の駅にきていた。


そして、列車から王子が降りたたところで、事件が起きた。


俺は王子を狙っている男に気づいた。


結婚に反対している一部組織がいることは知っていたが……


しかし、まさか本当に、こんな場所、俺の目の前で王子が狙われるなんて。


本当に気づいたのは、たまたまだ。
駅の中を我慢できずにキョロキョロと眺めていたから。


男が遠くから王子を狙撃しようとしていた。


果たして、王子は無事だったのだろうか。


それだけが心配だ。


俺は死んだっていい。
王子の身代わりになれただけでも本望だ。
/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ