この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
瀬音とボクとよしみくん
第35章 デート②
「え?」


「な、ありえないよな? 息子のデートに、元カノとの思い出のタダ券をあげるなよな?」


「元カノ……? お母さんじゃ……」


「ない」


「……そ、そうなんだ。た、たぶん、お母さんに悪いと思って、券をくれたのかな?」


「だったら、とっくに捨ててるだろ。それを大事にとっとくなんてよ」


「ま、まぁ……」


そうなんだ。
まさかの元カノ。


よく見ると、


「この人、マリアちゃんに似てないかな?」


「そうか? 純に似てると思うけど……あ、でも、くそっ」


「なになに?」


「いや、親父と、顔の趣味が似てるなんて思ったら気持ち悪くて」


「気持ち、悪い?」


「いやいや。そうじゃない、うん。やっぱり似てないな全然似てない」


「うん、そう? まぁ、とにかく、せっかくお父さんがくれたんだから、使おっか」


「お、おう」


使えるか、どうか。
そして、家族に見えるのか、不安だったけど、なんかすんなりオッケーだった。


そして


ついに、瀬音くんと二人でホテルに。


あぁ、こんな日がくるなんて。






もう死んでもいい。
幸せすぎるよ。
/461ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ