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瀬音とボクとよしみくん
第36章 結び○
……とうとう、この時がきた。


純はベッドの上で瀬音を待つ。


バスローブ、一枚着て。


瀬音がシャワーを浴びて出てきた。


「おいっ、もう寝たのか?」


そんなわけはない。


純は背を向けて、ただ横になっているだけだ。


「おいっ」


純は返事をしない。
寝たふりを続ける。


だけど、肩がかすかに震え、寝てないことは明らかだ。


「おいっ」
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