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瀬音とボクとよしみくん
第37章 おまけ④ 里見ミツハの場合▽
歩くんは、自分のおちんちんを自分でしごきだした。


え?


ちょっと待って……歩くん?
そのまま、自分でするの?


もったいない。


歩くんの手と息づかいはどんどん速くなっていく。


「待って、入れないの?」


「ふぇ……い、れ、る?」


「そう、おちんちんを……」


「ん、あぁっ」


「あ、待って」


あわてて歩くんのおちんちんを握って塞ぐ。


「待って、出しちゃだめ」


「え、なん、でぇえ」


「だめ、がまんして」


「で、出ちゃうよ」


私の手の中に、ドロリと歩くんの精子がゆっくりとあふれだす。


「だめよ。止めなさい」


「ご、ごめんなさい」


歩くんは、私に怒られたと思って、申し訳なさそうになる。
なんとか止まった?


あぁ、もったいない。


「ごめんなさい。お姉さんの手に、出しちゃって」


「それは、いいのよ」


それにしても、なんだろう、この匂い。


はじめて嗅ぐ匂い。
何かの芳香剤のような。


そして、ドロリとして生暖かい。
本当にこんなものが、おちんちんから出てくるなんて。
不思議。


汚いはずなのに。
でも、不思議と嫌な感じはしなかった。


「でもね、本当にはお尻の穴に出さなきゃ……」


「お尻の穴に?」


おちんちんはまだ固い。


出てきた精子はほんの少し。
すべてを出しきってはいないようだ。


「おちんちんはね、お尻の穴に入れるのよ……」


「お尻の穴に?」


「そうよ。翼のお尻に入れたくない?」


「だって、翼くんは……」


翼はぐったりと寝ている。


「じゃあ……お姉さんのお尻じゃだめ……?」


「はっ?」


何を言ってるの?
この子は……


歩くんのおちんちんは、ずっと勃ったまま、こちらを向いている。


他人のおちんちんを見たのは初めてだ。


「お姉さんの中に? 入れたいの?」


「うん」


歩くんはコクンと頷く。
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