パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第46章 制作裏話③　有貴

有貴くん。
マリアの次に活躍したのはこの方です。

マリアがいなければ、有貴くんもいませんでした。
そして、ただのエッチ要員キャラだったのに。

この物語は、大きく分けると第17章で一区切りがつきます。第一部といったところでしょうか。

実はその後の展開がまったく思いつきませんでした。

たぶん一年ぐらい(いやもっと？)更新が止まっていたような気がします。

結末なんて決まってなかったですので。

はじめに考えていたのは新キャラを登場させて、新たに純と恋愛していくというものでした。
名前は〈よしみ〉で、そうすれば、タイトルどおりになるはずでした。

だけど、全然、筆が進みません。
キャラが動きません。
どうしようと悩み苦しんでいたところ、有貴くんが登場してきたのです。

有貴からしたら、純は初恋の女性。
きっと、ずっと思い悩んでいるはずなのでは？

主人公(目線)を有貴くんに変えたとたんにストーリーがつながりました。

そして、瀬音と純の恋をうまくアシストしてくれました。
なのに、かわいそうな有貴くん。

ありがとう有貴くん。

新キャラ〈よしみ〉くんの設定はもったいないので、少しだけ登場させました。