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第4章 素直な心

『そんな見る目のない女なんかなぁ

ロクなモンじゃねぇってタクミ(笑)』






『は…葉月さんの事を

そんな風に言うなんてっ…

ぼっ…ボクは許さないぞぉっ・・・』








『いやいや・・・お前(笑)

仮にもお前の肩持ってんじゃんかオレ

(ホント〃仮にも〃だけど(笑))』









『大体…さっきから

フラれたフラれたって・・・

本当に失礼なやつだなぁ君って・・・』







『はぁ・・・？！(笑)

お前がなんか慰めて～オーラ出して

クネクネしてんだろうが！！！

めんどくさいヤツだなお前？！

てか・・・告ったんじゃなくて

ただ〃浸ってた〃だけかよっ・・・』







『ぼ・・・ぼくが

ボクみたいなオタクに

告白なんて・・・で、出来るわけ

出来るわけないじゃないか・・・ふふっ

それも葉月さんみたいな子に･･･ふふ♪

は・・・葉月さんは

ボクの…憧れって言うか・・・つまりぃ』






『～～～～・・・💧』





〃妄想の世界の住人〃と呼ぶに

なんの不足もないヤツだって事を

忘れていたぜ・・・(笑)







『ホラ・・・〃タックン〃(苦笑)

○○ちゃんが呼んでるぜ？(棒読み)』




オレはタクミのオタク雑誌を

タクミの目の前に突きつけて

さっさと去る(笑)





『だって～～・・・だってさぁ

滝川くん・・・』





『・・・～～ぁんだよ・・・？(苦笑)』





うっせぇな・・・(笑)

女々しいオタッキーが・・・






















『だってさ・・・葉月さん

好きな人がいるみたいなんだもん・・・～』


















『・・・』













〃へぇ・・・・・・〃