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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第4章 素直な心
『滝川くん・・・っ

せ、先輩達も!学校でケンカなんか

停学なんかじゃ済まないかも

しれませんよっ?!』





間に入ったカンナが

血相変えて慌てている




うるさいな・・・

コイツはコイツでさ










『そういう事なら・・・先輩

オレ・・・遠慮なく・・・』






『滝川くん・・・っ!!!』





オレはカンナをシカトしてすり抜け

一歩二歩・・・

連中に詰め寄った







「へ…へぇ・・・

イイ度胸してんじゃねーか」




『・・・』



目・・・・泳いでますケド?センパイ?





あのさ・・・・言っとくよ?



デカイやつがさ

みんな




血の気が多くて

突っ張ってて

ケンカっ早いなんて思ったら?




大間違いも良いところだよ




オレはこれでもさ

人と殴り合いだとか

ケンカなんかしたことないし?


(弟とヤンチャなケンカした時期とか
理不尽に泣かせた事はそりゃあるけどさ)



これでもオレは

〃超〃平和主義者だから?





平和主義には平和主義なりの?



〃やり方〃ってもんが



存在するのさ・・・。











トン・・・







オレは

カンナが追いやられていた位置に

センパイを・・・軽く突き飛ばした







「っ・・・おぃ!テメェ…っ」


『た、滝川くんっ!!』





『あ~~・・・いや?

だって・・・センパイが?直々に

言うから・・・』





「は?!」





『この際だからエンリョなく?

そうさせてもらおうかと?

思ったんすよ?・・・』






「お・・・おい?」






『・・・』




じーー・・・っと



チンチクリン・・・あ、失礼



意気がってるセンパイを見おろし(?)て






トン・・・、クイ・・・っと







今で言うなら?



〃壁ドン〃・・・〃顎クイ〃・・・?




(笑)










『そりゃぁ・・・女の子も

悪くないんすけどね・・・?』





「おい?・・・・おい?お前・・・」













『オレ・・・前からですね

センパイのことが・・・・・・・』
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