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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第4章 素直な心
「おい・・・?!なにすんだ!?」

「って・・・お前・・・っ」





『あ…?いたんすか?スンマセン

〃見えなかった〃もんで…つい』




『・・・~~』



カンナがポカンとしている

それだけはわかった





『昼寝に良さそうな場所探してたんすけど

~~ここもダメか・・・~~

どっか知らないっすか?〃センパイ〃?』





「~~っ・・・またテメェか?!

ざけんなよな!?

見下してんじゃねぇぞ!!!」








『やだなぁセンパイ

ボクが・・・センパイ方を

見下すなんて…んな訳ないじゃ

ナイデスカ?

ボク見た目より真面目デスカラ?』







〃見下す〃って言うか

〃見下ろして〃いるくらいでさ?(笑)






「この間から!ちょいちょい
しゃしゃり出てんじゃねぇぞ!」


「デカイだけの一年ボーズが?!
なんなんだテメーは!!」






デカくて悪かったな

チンチクリンが・・・(苦笑)









『た・・・滝川くん・・・』



カンナの少し震えた声がした








「へぇ?・・・おい一年

お前・・・コイツに

〃気〃ぃあんのかよ・・・♪」




血気盛んなセンパイが

カンナを指してわかりやすく

茶化しはじめた




やれやれ・・・




『な・・・・何言うんですか!?』




バカマジメなカンナは

クソマジメに否定していた






あー・・・・うるさ





アホらしい・・・





てか・・・メンドクサ








「ぷ・・・デカイの図体だけで

随分ナヨナヨしてんのなぁ?

本人ここにいるぜ?!

告っちまえよ!一年生!!」



「コ~~クれ!コ~~クれ♪♪」




『やめて下さい!…そんなんじゃ…っ』








「~~あんだよ一年生?!

ヤんのかぁ?!あぁ!?」



「黙ってねぇで何とか言えやコラ!」









『・・・あ~~・・・センパイ?

まぁ・・・・そゆことなら・・・ですね』







『滝川くんっ…?!

ケンカなんかダメだよ?!』




カンナが間に入って

慌てた表情でオレを見上げてた







『・・・』
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