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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『~~~・・・ん。・・・カンナ』






『ん・・・ぅん』








ひと安心したカンナは

ゆっくり目を閉じて

キスを受け入れた








女の子の良い匂い・・・




首や肩・・・胸元に

ついついキスをしていた






・・・このまま少し

昼寝でもしたい気分になって

カンナに跨がって

しばらくジャレていた。








『んふ・・・くすぐったぃょ、ケイゴ』




『ん・・・~』







半分はだけたカンナの服を

イタズラしながら直していると







トントントン・・・






はて?気のせいか…なんか物音?








なんて・・・思った頃には











ガチャ・・・





『カンナ~~?帰ってたのか~?』











って・・・?











誰?・・・この〃オッサン〃?








…って言うか




オレの脳が、そう発信する前にさ





『・・・』


『・・・』









『なななな?!・・・カンナ?!

だ・・・誰だ〃オマエ〃は?!

なななななっ・・・

そっ・・・そこで

何をしているぅ~~~っ!!!?』

















とかって




突如、オレを指さし雄叫びあげる

オッサンは・・・













『ぉ…〃お父さん〃っ・・・?!』












・・・・・・だよね



もちろん・・・(苦笑)











『誰だオマエは?!

いや、そんなことはどうでも良い!

カカカっ・・・カンナに

何をしているキサマ~~~!!!』










誰このオッサン?

なんて言えた立場でも状況でもない





向こうからすれば

〃オマエは誰だ〃は全く正論(笑)







でもって目の前には、よりによって

娘のはだけた襟元に手をかける

よりによって・・・腰パン気味のオレがいて?




そりゃ・・・まぁ






『キサマ一体そこでっ

何をしているぅ~~~!!!』






・・・当然、オカンムリだね?












どっしぇぇぇぇぇ~~~!!!?


(泣)(泣)(泣)
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