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第5章 素顔の君

『んっ・・・っひゃ・・・けぇごっ』






『うるせ・・・(笑)』






カンナの手から飲み物を没収・・・



寄りかかってたベットに軽く押し付けて

そのやわらかい唇にキスをする






『ちょ・・・っ、とっ・・・』






『・・・静かに(笑)』








咄嗟にジタバタしたカンナの

細い腕をかるく押さえた











『・・・？？！』








『あ・・・て言うか家の人

だれもいないんだっけな？(笑)』











『なななななっ・・・

何言ってるの？！

何考えてるのっ・・・？』








『ｸｽ・・・さぁ？(笑)』












ま、思春期だから？


そういう事はあるでしょ？







・・・でも、だからってね




イキナリ彼女を襲ったりなんか

オレはしないよ(笑)






ただ・・・カンナが

可愛くてさ









『・・・ﾌﾌｯ・・・バーカ(笑)』





そっと抱きしめて

カンナのオデコにもキスをする








『ぅ…うるさいなぁ・・・もぉ』






顔を真っ赤にして

恥ずかしそうにしながらも

今度は安心して

オレの腕の中で

顔をくしゃくしゃにして笑うカンナ






・・・だって

可愛いんだもん・・・コイツ。