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第6章 夢をみる・・・

『もぉ…っ、ケイゴは

どうせ

〃宿題やりたくない〃からでしょ！』






・・・(笑)




すかさずカンナは頬を膨らませた





ま・・・バレるよね？








『～カンナ・・・あなたは、もぉ

何事もほどほどに…

少し休んでからになさいよ

滝川くんだって肩凝っちゃうわよ～(笑)

さぁさぁ、みんなでおやつにしましょ♪』






ナイスお母さん♪(笑)



カンナのお母さんが呆れ顔で笑い

お茶をいれてくれる





『いつも悪いわね、滝川くん

どうもありがとう』





カンナのお母さんが

はしゃぐミニ姉妹を見て

オレに頭を下げる


品良く……ニコリと笑ってさ






『ゃ・・・おばさん、全然…オレ』




オレはちょっと焦って

慌ててティーカップを置いて

会釈した





『さぁ、セイナ～、ユウナ～

お姉ちゃんたち忙しいからね

あなたたちそろそろ・・・』





『セイナも宿題やる！

テストあるの

けいくん、さんすう教えて～』







げっ・・・・・・？！





オレはハッとして再び焦る(笑)







なんてクソマジメな小学生だよ？！




ってか




やっぱりカンナの妹だな？！(苦笑)






『ﾊﾊﾊﾊ～・・・それ(勉強)は

ねぇちゃんの管轄だな♪ははっ…(汗)』





カンナに押し付けて

オレはさっさと逃げる(笑)








ところがまた一方で…？






『ぅっ…ぅっ…ぅっ…ぅ～…』





？？？





なんか片方は泣き出すしさ？






『どした？チビスケ？(笑)』







『ぇぅ…ぅっ…ぅっ…

ユウナのお人形・・・』





『あ・・・』




ちっこい手に持った人形は


髪の毛は…ひっちゃかめっちゃかだわ

服はメチャクチャだわで


エライことになってた・・・(苦笑)