この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第6章 夢をみる・・・
『あ~あ~あ~・・・(笑)

なにやっちゃんてんだ?これ』






『おねぇちゃんなおして・・・

かんごふさん・・・ぅっ…ぅっ…ぅっ』





人形を片手に

カンナの服の裾を掴んで

泣いているミニ姉妹2号

(こっちのが少々ヤンチャなんだよな)






『あ・・・ユウナ~・・・またやったの?

大事にしなきゃダメって

いつも言ってるじゃない、もぉ~・・・』






『かんごふさん・・・かんごふさん

おねぇちゃん、かんごふさんして』




ミニ姉妹2号は

カンナに泣きついて地団駄ふんでいる




看護婦さん?



・・・あぁ、なるほどな

わんぱくな妹が

オモチャを壊す度に

手当てと称して

妹のオモチャをなおしてあげている

そんなカンナが想像できた





『~ユウナ・・・んー・・・

ちょっと待ってて?後でね・・・ね?』




ミニ姉妹1号の勉強を見ているカンナは

少しアタフタとしはじめた





『ぃやだっ、ぃやだっ!かんごふさんっ』





断られたワケじゃないが

それを理解できない子どもは

余計にグズり始めてさ



ビャービャー泣くんだよ





面倒見が良くて

お姉さんみたいなカンナはさ




実生活でも

〃お姉さん〃やってる訳だから



(※オレとはエライ違いだな(笑))




なんて

オレは一人



カンナの家での姿を見て

改めて納得してた






『ほらチビ?…ねぇちゃんは

お勉強だってさ♪

少し待ってような?』







『いゃだ!いゃだ!

かんごふさんっ!おねぇちゃんっ

かんごふさんっ!』






『ユウナ!!順番!

いつもそうやって、ダダこねないの!』






『かんごふさんっ……っう…

っ……うわぁぁあああぁぁぁんっ・・・』







『・・・(苦笑)』



しまいにはカンナに怒られて

ミニ2号(笑)は

本気で泣き出した





あ~あ~あ~・・・(笑)




女の子兄弟は女の子兄弟で

時には中々の戦場なんだな?




なんて

オレだけノンキに傍観してたんだけどさ




大好きなお姉ちゃんに叱られて

わんわん泣いてるチビスケが

さすがに気の毒で(笑)





そのオテンバげなチビスケを

そっと抱き上げた
/870ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ