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第6章 夢をみる・・・

『ははっ…～～なんか・・・オレも

決めた・・・』





『え？』






『オレ・・・今年のうちに

〃就職先〃決めてくるわ』







『え？ケイゴ？？』






『したら進路とか

来年悩まなくて済むしさ？

担任にも、カンナにも？(笑)

うるせーこと言われなくて済むから♪』






『ちょ・・・ちょっと？！』






『ふふ♪手短に

良い就職先があるだろ？』







『・・・。～～・・・あ！』






オレは、この頃

オレなりに

その将来を

ぼんやりと考えていた






勉強なんか好きじゃないし

てか

大っ嫌いだしさ？(笑)

やりたいことなんてないし






『てか就職ってどうやってするんだ？

店長に言えばなんとかなるかな？』






『ケイゴ・・・あのねぇ』





呆れ顔のカンナ(笑)




でもオレが初めて

ないアタマで考えた

将来への

色んな意味での〃近道〃だった(笑)









カンナとの・・・その未来への