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第6章 夢をみる・・・

「それじゃ、みんな

夏休み中の事故や※@＊には

十分に気をつけて〃&※＋～～」




迎えた終業式




ホームルームで

担任の話が終わるのを待つオレは




珍しく

居眠りさえしなかった





夏休みが明ければ

また進路だなんだって話で

かったるい、苦痛な時が迫る


それがわかっていたけど

オレは、それでも


なんだか


何も苦痛じゃなかった




目の前に来てる

夏休みが

楽しみで仕方なくて





それは

誰もが一番楽しい

気持ちも時期も一番楽な

高校２年の夏休みだから？





じゃないんだ






目標もなにもない

ただ漠然と不安を感じたり

それを隠して強がるような

そんなオレとは違って




まだまだぼんやりとだけど

その未来だとか将来に

オレなりに

目標や希望をもった




そんな時だったから





それから・・・



カンナと過ごす


２度目の夏休みの

始まりだったから