この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第1章 幼く・・・儚く
『ぉはよございまーす・・・』
アクビしながらバイトに向かう
『・・・』
『・・・?』
事務所のシフト表の前で
ケータイと手帳を手に
キョロキョロしてる子がいる
なんだっけ・・・?
えーと
ハヅキ・・・カンナ?
『おはよ・・・』
『ぁ・・・滝川くん
おはようございます・・・』
心なしか、困った顔を見せるソイツ
『どうかした・・・?』
『ぇ・・・と』
『シフト間違ってた?
店長に言ったらいいよ』
『ううん、ちがうの
私が急に予定入っちゃっただけなんだけど』
『・・・?』
『入ったばっかで・・・
お休み下さいなんて言えないよなって』
『?…そんな気にすることなくない?
・・・~どこ?』
『ぅんと・・・』
オレは彼女の指さす所を見て
自分のシフトを確認した
『・・・オレ休みだ
いいよ・・・代わるよ』
『えっ・・・でも』
『いーよ・・・予定あるんだろ?
休ませてもらうより気が楽じゃん』
『あ…ありがとうっ・・・!
良かったぁ・・・助かった』
あ・・・
なんか・・・
『・・・』
不安げに強張ってた表情が
一気にパァッと明るくなって
安心して胸を撫で下ろすように
彼女はニッコリと笑った
『滝川くん、どうもありがとう』
ちっこい手を合わせて
〃ごめん〃のポーズをとりながら
お礼を言ってくるソイツ
『オープンキャンパスがあって
どうしても行きたかったから・・・』
『オープンキャンパス?』
ってさ・・・
学校見学みたいなやつ?
おいおい・・・
お前…オレとタメだよね?
この間、受験終わってさ
高校生活始まったばっかじゃん?
アクビしながらバイトに向かう
『・・・』
『・・・?』
事務所のシフト表の前で
ケータイと手帳を手に
キョロキョロしてる子がいる
なんだっけ・・・?
えーと
ハヅキ・・・カンナ?
『おはよ・・・』
『ぁ・・・滝川くん
おはようございます・・・』
心なしか、困った顔を見せるソイツ
『どうかした・・・?』
『ぇ・・・と』
『シフト間違ってた?
店長に言ったらいいよ』
『ううん、ちがうの
私が急に予定入っちゃっただけなんだけど』
『・・・?』
『入ったばっかで・・・
お休み下さいなんて言えないよなって』
『?…そんな気にすることなくない?
・・・~どこ?』
『ぅんと・・・』
オレは彼女の指さす所を見て
自分のシフトを確認した
『・・・オレ休みだ
いいよ・・・代わるよ』
『えっ・・・でも』
『いーよ・・・予定あるんだろ?
休ませてもらうより気が楽じゃん』
『あ…ありがとうっ・・・!
良かったぁ・・・助かった』
あ・・・
なんか・・・
『・・・』
不安げに強張ってた表情が
一気にパァッと明るくなって
安心して胸を撫で下ろすように
彼女はニッコリと笑った
『滝川くん、どうもありがとう』
ちっこい手を合わせて
〃ごめん〃のポーズをとりながら
お礼を言ってくるソイツ
『オープンキャンパスがあって
どうしても行きたかったから・・・』
『オープンキャンパス?』
ってさ・・・
学校見学みたいなやつ?
おいおい・・・
お前…オレとタメだよね?
この間、受験終わってさ
高校生活始まったばっかじゃん?