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第6章 夢をみる・・・

ちくしょ～～・・・くっそぉ・・・





なんだよ？




ね・・・？



なんなの？これ？







なんなんだよ








ってか、どこのガキだよ

ちゃんと見てろよ母親はさ？






ってかなんだよカンナは



なんだよ



どこまで人が良いんだよ？




なんでいつも

こういう展開なのさオマエって女は？





バカなのか賢いのか

わかったモンじゃないぜ？！



命がいくつあっても

足りないだろうがっ？！








『ちくしょ～～・・・っ』








混乱と・・・恐怖心？



それらを誤魔化すように

必死に怒りに変えて

悪態をつきまくって







オレは再び・・・


河に・・・ボチャン？


・・・した














ｻﾞﾌﾞｻﾞﾌﾞ・・・







ヌル・・・っ






『ゲッ……(汗)』





裸足で入った河の底は



得体の知れない物が

やたらと足の裏に

恐怖を与えてくれた






幸いにも

さほど深くない河だ


(・・・オレから見たらだけど)






さほど急流ってこともない


(マジで怖かったけどね…)







なんとか・・・流れにのって

・・・目的地に








『おい！！・・・大丈夫か？！』





両手に抱えた空のペットボトルを


溺れてる男の子に向けて合図する





うかつに手を伸ばすのは

多分NG…





少し残酷に見えるけど

自力で頑張ってもらう







『おい・・・？！頑張れ！！死ぬな！』







近づきながら

ペットボトルにしがみつかせて

少しずつ・・・引き寄せる











男の子を・・・なんとか


陸地に戻す事が出来た