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第1章 幼く・・・儚く

『ギョェっ・・・？？！

にっ・・・・・〃兄ちゃん〃？！』






〃ギョェ〃・・・ってオマエ(笑)





まぁ、こんなことは

よくあるから

慣れっこだよ








『すすす・・・すんませんっ！！！』






クソボウズ(笑)は


おもいっきりド突いたオレが

ようやく人違いと気付き

気まずそうに気まずそう



顔を真っ赤にして

ホントに(てか、もろに)

サルみたいになって謝ってきた。









『(笑)・・・弟の？』






『ウッス！！・・・俺

滝川とおんなじクラスの

〃二階堂 航(ニカイドウ ワタル)〃

って言います！！！♪』





『へぇ・・・そう』




ま、聞いてもすぐ忘れるし？(笑)

どうでもいいんだけどさ






『滝川がバレー部に誘われてたから

ノリで俺も入ったんすけど～～･･･

練習キチぃんですよマジで～～』







『ほぉ・・・』




サルみたいなボウズ(笑)は

ニカっと笑って

やたらキャンキャンと

話し始める・・・






『マジっすか～～･･･兄ちゃんスカ

いや、焦りました～～

てか、すんません～%＆＊＃＠※』








良く言えば・・・人なつっこい




悪く言えば・・・？





・・・・・・やかましい(笑)








おいおい･･･？？？




なんで〃くっついて来る〃んだよ

オマエ？(苦笑)