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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第1章 幼く・・・儚く
『あ、俺~~・・・今年の春に

あ…中学からこの辺に
越してきたんすけどね~・・・

中々クラスに馴染めなくて~
滝川が前の席だったんすけど

アイツ〃デカイ〃じゃないすか?
んで「前(黒板)みえないだろ?」
~~って

一番うしろの俺の席と
代わってくれたんすよ

したらなんとな~~く
前のヤツらと話したり出来る
ようになって・・・』





『・・・』





弟の・・・仲間



弟の・・・普段の姿




へぇ・・・アイツ

そんな面倒見のいいとこ

あるんだな?







『・・・』



ま・・・それはいいとして







『あ、おい?オマエ

〃コレ〃やるから・・・(笑)』





オレはたった今買ったコーラを
そいつに渡した




『え?♪イイんすか???

ラッキ~~♪あざっす!!』






単純な?お調子者ってやつ?(笑)




なんでもいいけどさ

コイツに構ってる場合じゃないんだなオレ





おやつ預けて

シッシッ・・・って?(笑)







『家もウチの近所なの?

まぁ…遊びにでも来いよ

部活サボんならバレないようにな?(笑)』





『や・・・ちちっ…違いますよ

おにーちゃんっ!!!それはぁ…!』





オニイチャンだぁ?(笑)


ったく、調子のいいやつだな?




オレはとりあえず

いかにもな社交辞令を言って

そいつ・・・




なんだっけ?




〃ワタル〃・・・を、あしらう



・・・じゃなくて、見送る(笑)





『ウィっす!!

そんじゃ!失礼しまっす!お兄ちゃん!』




『おぅ、まぁガンバレよ~』







・・・〃ガンバレ〃





オレも…中学までは

義理というか人並みに部活とか

スポーツなんかはやったけど


(まぁ、身体がデカかったから
誘われて…とかが殆どだけどね)




別に楽しいとも思わなかったし

どれも長続きしなかった





汗くさい中坊全開って感じの

弟や・・・その仲間



そんな・・・がむしゃらな


純粋な青春を送るやつらが



羨ましい・・・


なんて思ったことなんか一度もなくて



マジで何が楽しいんだろコイツら?




なんて



人一倍…さめざめした気持ちでいた



そんな風に思う
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