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第9章 一瞬を必死に生きろ・・・

『あ、そーだケイゴ、これ見ろよ

ガリ勉とか塾まみれの連中から

過去の入試問題とか、なんか

色々ふんだくってきたぜ(笑)』




『カズマ・・・お前』



『え～片桐くん？！すごい

ボクには思い付かなかったよぉ』




『要は、試験受かっちまえば

あとはこっちのモンだろ？♪

大学なんか入っちまえばなんとかなる

最悪カンニングでもなんでもしてさ

突破すりゃいいんだよケイゴ！♪』





『おい(苦笑)』




『もしくは～…そだなタクミ！

成績的にはお前のがケイゴよりは

大分勝算あるからな(笑)

お前が替え玉受験とか

カンニング対策とかやれ！な？♪』





『お前らなぁ・・・(苦笑)』






『っ・・・ふふふ』






ぇ・・・？





病室にいた全員の視線が集まる







『ふふふっ・・・ぁはははははっ』






カンナが笑うのを堪えきれずに

顔をくしゃくしゃにしながらも

控え目に笑っていた