この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第10章 新たな未来へ・・・
わかってはいたけど
感染症のリスクや
カンナの状態…それらを
医者からもたっぷり聞かされていたオレは
内心はピリピリしていたのも事実だから
楽しそうにするカンナを
なるべく自由にさせておいてやりたいけど
『カンナ・・・あまりはしゃぐなよ』
冷静な心も…必要だった。
気づけば息があがってるカンナ
体力もうんと低下してるんだから
当然と言えば当然
わかってることだけど
冷や冷やしてしまう
『そろそろ・・・帰ろうカンナ』
『・・・』
『生花とか…土なんか・・・
触ったらダメだって言われてるしさ』
『・・・ぅん』
ちょっと…かなり
寂しそうにするカンナ
『もう…ちょっとだけ・・・』
『・・・~わかった。
その代わり∥こっち∥な?』
オレはしゃがんで
自分の背中をカンナに向ける
『け…ケイゴが疲れちゃうよ
ごめん・・・帰るよ』
『それくらいなんてことない…♪ほら』
『・・・いいってば』
『クス・・・せっかく来たんだから
嫌になるまで見て行こうぜ』
『・・・ぅ…ん。ありがと…ケイゴ』
カンナはすまなそうに
恥ずかしそうに頬を赤く染めて
オレの背中に乗った
カンナ・・・軽い
以前にも増して・・・軽くなっていた
ちょっと…涙が出そうになったのは
もちろんカンナには内緒。
『1… … 2…』
『クス・・・だからなんだよそれ?(笑)』
涙をごまかして
花を数えるカンナにツッコミを入れる
『花言葉・・・♪』
『さっき聞いたって(笑)』
『ちがうよぉ・・・あげる…
その人に…送る本数によっても
色々あるんだよぉ・・・♪』
『へぇ~・・・そうなんだ?』
・・・ちょっと白々しい?(笑)
オレは珍しく興味でも持ったように
少し大げさに、カンナの言葉に
耳を傾けた
だってカンナ
すげー楽しそうだからさ(笑)
感染症のリスクや
カンナの状態…それらを
医者からもたっぷり聞かされていたオレは
内心はピリピリしていたのも事実だから
楽しそうにするカンナを
なるべく自由にさせておいてやりたいけど
『カンナ・・・あまりはしゃぐなよ』
冷静な心も…必要だった。
気づけば息があがってるカンナ
体力もうんと低下してるんだから
当然と言えば当然
わかってることだけど
冷や冷やしてしまう
『そろそろ・・・帰ろうカンナ』
『・・・』
『生花とか…土なんか・・・
触ったらダメだって言われてるしさ』
『・・・ぅん』
ちょっと…かなり
寂しそうにするカンナ
『もう…ちょっとだけ・・・』
『・・・~わかった。
その代わり∥こっち∥な?』
オレはしゃがんで
自分の背中をカンナに向ける
『け…ケイゴが疲れちゃうよ
ごめん・・・帰るよ』
『それくらいなんてことない…♪ほら』
『・・・いいってば』
『クス・・・せっかく来たんだから
嫌になるまで見て行こうぜ』
『・・・ぅ…ん。ありがと…ケイゴ』
カンナはすまなそうに
恥ずかしそうに頬を赤く染めて
オレの背中に乗った
カンナ・・・軽い
以前にも増して・・・軽くなっていた
ちょっと…涙が出そうになったのは
もちろんカンナには内緒。
『1… … 2…』
『クス・・・だからなんだよそれ?(笑)』
涙をごまかして
花を数えるカンナにツッコミを入れる
『花言葉・・・♪』
『さっき聞いたって(笑)』
『ちがうよぉ・・・あげる…
その人に…送る本数によっても
色々あるんだよぉ・・・♪』
『へぇ~・・・そうなんだ?』
・・・ちょっと白々しい?(笑)
オレは珍しく興味でも持ったように
少し大げさに、カンナの言葉に
耳を傾けた
だってカンナ
すげー楽しそうだからさ(笑)