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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第11章 命のきらめき
ガチャ・・・っ
後ろ手で部屋の鍵をかける
『けぇごっ・・・?!』
『・・・大声出すな(笑)』
『シズカさんが戻って来れないでしょ!』
『~空気読んでカズマと
隣の部屋に行くだろ♪(笑)』
『~~そういう問題じゃなくて!』
『~♪堅いこと言うなってカンナ』
『吉岡くんだって隣にいるんだよ?!』
『~おぅ♪タクミが起きると悪いからな
静かにしろカンナ♪(笑)』
『・・・そういう問題じゃなくて、、、』
『タクミはガキだから起きねーよ(笑)』
『・・・~って問題でもなくてっ!
ケイゴっ・・・ふざけるのも大概に…っ
・・・?!…っ』
『・・・う・る・せ・ぇ・・・(笑)』
ポフ・・・っ
オレとは別の意味で
興奮してしまってるカンナにキスをして
少々無理矢理に布団に押し倒した
『~~~ん・・・っ・・・ぅ』
『カンナ・・・何も考えないでみて?』
『~~~・・・っ…?』
『∥今くらい∥は・・・頭空っぽにしてさ』
『・・・』
『カズマたちや・・・あと、そうだな
神様とかが?くれた楽しい時間だ
オレらに・・・やっと与えられた
自由な時間だと思ってさ
今くらいは・・・自由になってみようぜ』
『・・・ケイゴ』
カンナが少し落ち着いて
答えるようにキスを受け入れる
本当にそう思ったんだオレ
こんな風にカンナを
自由な気持ちでカンナを
抱きしめたのなんて…いつぶりだろう
カンナのぬくもり・・・匂い
解放された気持ちで
解放された空間で
カンナの事だけを考えたのは
いつぶりだろう・・・
声をあげないように堪えているカンナを
少し強く抱きしめて
オレは・・・そのぬくもりに
ゆっくりと浸った