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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第12章 花の命・・・
「うん・・・だって私
∥教師∥だから・・・?」
『・・・っ』
なんか…ちょっと天然みたいな
めちゃくちゃフツーな回答がきたけど(笑)
「(笑)…それもあるけど♪
うーん・・・だって∥私の生徒∥が
必死な顔して【頑張りたい】って
言ってるんだもの・・・
精一杯…力になるのが当たり前じゃない」
『・・・』
キョトン…って音がした、オレの中に
「それに・・・あの時の滝川くん
よく覚えてるんだけど
私が見たこともない、すごく
一瞬の隙もないような
強い目をしてたから・・・」
『・・・先生』
「なんてね・・・♪
あとは…あなたに、すごく
すごーく・・・
見えない∥可能性∥を感じたからかしら」
『え・・・』
オレちょっと…びっくりした。本当に。
「ふふっ…これでも先生だからね♪
生徒の~そういうのって
なんとなぁく、感じたり
そういうのってあるのよ」
『・・・』
「そして∥あなたたち∥は見事に
それぞれ…乗り越えて
奇跡を起こしてくれた・・・」
『・・・先生』
「奇跡・・・なんて言うのは違うわね
ふふっ…あなたたちを見て
∥守るもの∥がある人の強さ
教えてもらったと思うの先生」
『何・・・言ってんの』
ちょっと呆然として
ぶっきらぼうに答えたけど
オレ・・・わかってたし
ちょっと泣きそうだった
先生…こういう人だったんだな、なんて
改めて思いながら
「よく頑張ったね・・・ふたりとも
よく頑張ったね・・・滝川くん」
先生が、涙を拭って顔をあげて
にっこり…微笑む
∥教師∥だから・・・?」
『・・・っ』
なんか…ちょっと天然みたいな
めちゃくちゃフツーな回答がきたけど(笑)
「(笑)…それもあるけど♪
うーん・・・だって∥私の生徒∥が
必死な顔して【頑張りたい】って
言ってるんだもの・・・
精一杯…力になるのが当たり前じゃない」
『・・・』
キョトン…って音がした、オレの中に
「それに・・・あの時の滝川くん
よく覚えてるんだけど
私が見たこともない、すごく
一瞬の隙もないような
強い目をしてたから・・・」
『・・・先生』
「なんてね・・・♪
あとは…あなたに、すごく
すごーく・・・
見えない∥可能性∥を感じたからかしら」
『え・・・』
オレちょっと…びっくりした。本当に。
「ふふっ…これでも先生だからね♪
生徒の~そういうのって
なんとなぁく、感じたり
そういうのってあるのよ」
『・・・』
「そして∥あなたたち∥は見事に
それぞれ…乗り越えて
奇跡を起こしてくれた・・・」
『・・・先生』
「奇跡・・・なんて言うのは違うわね
ふふっ…あなたたちを見て
∥守るもの∥がある人の強さ
教えてもらったと思うの先生」
『何・・・言ってんの』
ちょっと呆然として
ぶっきらぼうに答えたけど
オレ・・・わかってたし
ちょっと泣きそうだった
先生…こういう人だったんだな、なんて
改めて思いながら
「よく頑張ったね・・・ふたりとも
よく頑張ったね・・・滝川くん」
先生が、涙を拭って顔をあげて
にっこり…微笑む