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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第14章 振り向けば・・・いつも君だけが
『君さ・・・もしかして

∥ノーミソオタク∥なの??』





・・・





『・・・へ?』




不意に耳元で呟かれた

その声に




バササっ・・・





オレは積み上げた医学書や資料を

思わずひっくり返していた





『あはははっ…ごめん、ごめん』





『・・・~~~(汗)(汗)(汗)』





笑いながら散乱した本を

さりげに拾ってくれる人



あれ・・・この男性(ひと)

もしかして?





実習の時は

ガウンにマスク姿で

顔はほとんどわからなかったけど



耳元で聞こえた、あの

上手く誘導するような声は…多分




『・・・あ・・・あの…っ』




『はは・・・大丈夫か?∥タキガワくん∥』







やっぱりそうだ。

実習の手伝いに来てくれてた

あの先輩ドクターだ。



ガタッ




『きょ…今日は…すみませんでしたっ』




オレは咄嗟に立ち上がって

頭を下げた





『(笑)・・・声デカイぜ?』




クスクス笑いながら

人差し指を鼻に当てる先輩




『・・・ぁ』


図書室だったことを忘れていた





『~謝ることないよ♪よくあることだし

∥普通の反応∥だと思うけど?』





『・・・』






『実習でゲ◯吐く学生や研修医より

初めて人間の内臓見て

楽しそうに切ってるヤツがいた方が

よっぽど心配になるさ♪(笑)』






『・・・』



さりげにおっかない事を言ってるけど




実習で教えてくれた時もそうだけど

なんとも…おっとりした

言葉の器用な人だと思った
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