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第15章 神様のイジワル

「おーい！！？

そこの∥デカイの∥！～こっち」





『はーい・・・(苦笑)』









「そこの∥電信柱∥～」




『へーぃ・・・(小声)』








ご機嫌の宜しくない先輩やら上司に


時に(？)随分とユニークな名前で


呼んで頂いたりと？




それはそれはもう

もみくちゃに…たいへんに

可愛がって頂いていたぜ(笑)






子どもの夢をぶち壊す気はないけどね♪




世の中って容赦ないのよ(笑)








「おい、∥デカイ研修医∥～

…お前なぁ～…なんで◯▲出来てないんだ？

ったく・・・図体ばっかでかくてなぁ～

∥頭が高い∥んだよ～…ﾊﾊﾊ」






『あ～…す、すみません・・・～』






デカくて悪かったなぁ

∥ちんちくりん∥がよ・・・(笑)


昇進の話が消えたからって

八つ当たりするんじゃないよまったく



これだから∥態度だけデカイやつ∥

って言うのはさぁ

(笑)





・・・おっとと♪




まぁ、どこの業界にも

いつの時代にも

どこにでもいそうな

残念なチンチクリンの話は置いといて





その資格を得て

【お医者さん】でございます


なんて言ってもね


オレはまだ、この先お勉強だらけの

しがない研修医だからね♪




あ、そうそう




そんな細かいことよりも


本当に驚いたのがさ






『滝川～…□◇の準備出来た～？』




『・・・ぁ・・・はい！出来てます』





あ、オレ…態度変わりすぎって？(笑)



そりゃそうでしょ





この先輩ドクターは

オレの∥指導医∥だから？



・・・ちなみに何が驚きって





『滝川急げ～♪行くぞ～』




その指導医って言うのが



まさかも、まさかの



いつか…大学の実習で指導に来てくれた


あの先生・・・



【浅田先生】だったからだ





なんの因果だろうね？

さすがに驚いたよ(笑)