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第15章 神様のイジワル

『・・・ぁ(汗)』



『ｸｽｸｽ・・・医者がな

そんなポカーンとして立ってたら

患者を不安にさせるだろ～♪』





『す・・・すみません』





『ｸｽｸｽ・・・～よし、じゃ

やってみ？・・・今、見てたこと

中々、空き時間なんかないからな

練習用の人形使って良いから』





『・・・(ゲッ)』





『ん～？・・・ちゃーんと

見てただろぉ？優秀な滝川くん～？♪』






『・・・～～』



ぷ・・・プレッシャ～～・・・(苦笑)





まぁ、同じように出来るわけないんだ




オレは言われた通りに

見よう見まねで、人形をチクチク縫ってみる





じーーー・・・って

うって変わって笑いもせず

まばたきもせずに見ている

浅田先生の視線が痛い中




先生より何倍も時間をかけて

必死こいて終わらせる





『・・・』




『・・・(汗)』






うーわ・・・こき下ろされるなこれ






『・・・滝川？』




『(ゲッ)・・・……はぃ』










『・・・いいスジしてるじゃん』




『・・・は、はぁ』







『それじゃ次・・・この患者

◯△性の＊＃＠％疾患・・・

お前だったら、どうする？』




『・・・え、と』




ニッコリ・・・にこぉ～


って、だからさ

それこわいのね(苦笑)




『まず・・・♯&※$§を…それから

◇◎●▲○を試みて・・・それを』





『・・・ふふ』




『ぇ・・・？』





『滝川…君は…相当

勉強してきたんだな♪』





『・・・いえ』






『・・・先が楽しみだ♪』





『・・・』




よく・・・腹の底が見えない

変わった先生だ



それが印象