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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第15章 神様のイジワル
腕の良い先生だ、って情報は

偶然にも持っていた事だけど



本当に驚いたのは…そのキャラクター

浅田先生の独特のカラー

振る舞いだった




人気の先生=腕が良いから



って訳じゃないんだな、って。





「はぁ~…浅田先生のお顔を見ると

ホッとするんです~…

前の病院じゃ…先生に会うだけで

血圧が上がっちゃってもう…」




『ふふふ・・・◯□さん

でも良かったですね♪経過は良好ですし

§*@※♯~…△□…で』





『・・・』


オレが驚いたのは…もうひとつ



診察するにも…患者に説明するにも

本当に、その身のこなしと言うか

雰囲気、口調・・・それから所要時間



すべてがスマートで



何よりも…その節々で

患者から出る言葉が

それを証明していた。




・・・確かにな

∥医者∥って、それだけで

相手を緊張させてしまうものだよな





なんか・・・この先生みてるとさ

接し方とか?



何て言うの?・・・その



・・・∥近所のおにーちゃん∥


みたいじゃん?


(笑)



って言うのかな


(あくまでものの例えだぞ?)





大学病院のエライ先生・・・なんて

そんな肩に力の入りそうな

緊張させられるイメージとは



全く真逆の先生・・・。





『クスクス・・・~ターキーガーワ~?』




『ぇ・・・?・・・へ?・・・ふぁい?』





『鏡みてみ?(笑)』





浅田先生の処置や診察に

立ち会わせてもらって勉強してれば




鏡に映るオレは・・・




ポカーン・・・と

口開けて

バカ面さげていた
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