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第16章 オトナになる事・・・麻痺する事

サイテー？…クズ？(笑)

そして・・・ふしだら？


なんとでも言って良いよ

ボクのことならね。



世の中は本当に色んな人がいるからね


純朴な子もいれば、計算高い子もいる

欲求で近づく子もいれば

なにやら野心を持って近づく子もいる




そんなものと…いちいち

真面目に・・・真っ向から

ぶつかっていたら

体がいくつあっても足りないよ



わざわざ…ぶつかる必要も

はね除ける必要も

相手を傷つける必要もない



どこにも・・・ないんだから。



割り切ることも

表に出さない事も

それがプロの仕事ってものだよ




・・・ってね



それもあるけどね

例えば・・・どこか一点に

その心を奪われたとしてさ





感情が・・・なくなるほどに


深い悲しみなんて


人生のうちに

そう出会わなくて良い


深すぎる悲しみは

人を簡単に壊してしまうから



第一、そんな悲しみが

この人生のうち何度も訪れてごらんよ？



誰だって・・・

正気保っていられなくなるでしょ



ヘラヘラ・・・笑ってられる

ふざけてるくらいで十分




ヘラヘラ…笑ってるように

人からみられるくらいが

ちょうどいい



それを、保ってられるなら

上出来じゃないか・・・。



ボクは、そう思うんだ