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第17章 大切な弟・・・可愛い妹

『それじゃ妹ちゃん♪

お勉強は終わったし晴れて

ニィニィとデートしようか』




『・・・？？？』





ポカンとするなよ(笑)本気で





『妹チャンだって実はニィニィに

心変わりしちゃうことだって～♪』





『１００万％ありません・・・』





『ヴホっ・・・？！

りょ…リョウキだと思ってニィニィと～？』






『お断りします』













おいおい(笑)キミのカレシの兄貴だぜ？


普通さ、もうちょっとくらい

ネコ被るなり、愛想笑いするなり

してもよさそうなものじゃないかい？




大抵の女の子なら…とりあえず

合わせてヘラヘラ笑ってたり

下手すると悪のりしてきたり？



ところが



ドン引きして(するように仕向けたんだが)

と言うか本気でムッとして

頬を膨らましちゃってるよ♪




２２歳だったっけ？


ハハハ




にしても、良いとこ

恋愛・中学高校で止まってる

とでも言いそうな免疫のなさ




真っ直ぐな目しちゃって

ホント・・・カ～ワイイ♪(笑)



このド天然ぶりじゃ

からかい甲斐もないってものだしね♪





『ふふふっ・・・ケイゴさんって

本当に素敵なお兄さんですね♪

リョウキが実は一番信頼してるのって

お兄さんだと思うんです』




・・・

なんか・・・まんまと食われた？

このボクが(笑)




このボクを手玉にとってくれちゃうとは

大した子じゃないか妹ちゃん♪

(※天然なだけなのかな？(苦笑))




まぁ、なんにしても





好きだな…♪

と言うか安心するよね、こういう子

裏表のないタイプ





まぁ一般社会じゃ苦労しそうと言うか



逆に…生きづらそうなタイプとも思えるけど




正直で・・・真っ直ぐ

素直で、真面目でさ