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乳房星(再リフォーム版)
第118章 花はおそかった・その2
「律世も律世だ!!田布施の家のモンが『ホーデホーデホーデホーデホーデ!!』ばかり言うて、律世を過度に甘やかした!!ほやけん、暴力をふるう女になったんや!!」
「やめて!!」

ゆりこは、けんちゃんにネイビーのスカートを脱がされた。

脱がされたスカートの中から、ブラと同じ形のショーツがあらわになった。

「やめて!!」

(ドカッ!!)

ゆりこは、右足でけんちゃんをけとばしてはねのけたあとその場から逃げ出した。

ゆりこにけとばされたけんちゃんは、ゆりこを追いかけて行った。

(ドドーン!!)

ところ変わって、岸壁にて…

岸壁の向こう側の海は、大しけで10メートル超の高波が押し寄せていた。

(ゴーッ!!)

同時に、50ノット(風速25メートル)の暴風が沖合いで吹き荒れた。

その中で、けんちゃんは下着姿のゆりこを追いかけていた。

「ゆりこちゃん~」
「イヤアアアアアア!!」
「待ってよぅ~」

ダンガイゼッペキの少し手前で、ゆりこはけんちゃんにふたたびつかまった。

「ゆりこちゃん~」
「イヤ!!離して!!」
「なんで拒否するのだよぅ~」
「けんちゃんがワケの分からんこと言うからでしょ!!」
「オレは、ゆりこちゃんが好きなんだよぅ~」
「イヤ!!」
「なんでイヤなんや~」
「嫁はんのもとへ戻ってよ!!」
「オレは律世と子どもたちすてたんや~ひとりぼっちなんだよぅ~」
「ゆりこがイヤといよんのに、なんでシツヨウに求めるのよ!!」
「ゆりこちゃん~」
「離して!!離して!!イヤと言うたらイヤなのよ!!」
「ワアアアアアアアア!!」

(ドボーン!!)

ゆりことけんちゃんは、大しけの海に落ちて沈んだあと、どこかへ流されて行方不明になった。

このあと、沖合いで80ノット(風速40メートル・瞬間的に60メートル前後)の暴風が吹き荒れた。

(ゴロゴロ!!ドスーン!!ドザーッ!!)

同時に、雷を伴って1時間に80ミリの猛烈な雨が降り出した。

ダンガイゼッペキに13メートルの巨大な高波が打ち付けた。
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