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それでも僕は
第19章 19★
「ゆう、キス…」
「今日は良くキスをねだるな」
「だって、ゆうのキス…気持ち良くてくせになるんだもん…んっ…」
俺はケイにキスをする。キスが好きなのは俺も同じだ。
「はっ…まだ勃った…もう1回しよう?」
「ダメだ」
えー?と口を尖らせるケイ、俺は不満そうなケイから顔を逸らす。
「………どうせ、バスルームでもヤるんだから今は我慢しろ」
俺の言葉にケイは目を丸くする。勃ってしまったのはケイだけじゃない。俺はケイをお姫様抱っこしてバスルームに向かう。
「………立てるか? 」
「うん、大丈夫」
イキ過ぎてフラ付いているケイに俺は手を貸す。ケイは白くて細い脚をがくがくさせながらもなんとか立つ。少しヤリ過ぎたかもしれない。ケイとこういうことをすると中々自制が効かない。イチモツを無理やり捩じ込まないようにするのが精一杯だ。俺とケイはお互いの身体を洗い合う、俺は折れてしまいそうなケイの華奢な身体をガラス細工でも扱うように慎重に洗っていく。
「………ッ…」
俺の躰を洗っていたケイが俺のソレを掴む。
「……今日はこれで最後だからな」
「分かってるよ、ゆう」
ケイは俺のソレに自分のモノを重ねて扱く、ケイのモノと一緒に、ケイの手で扱かれる。それが果てしなく気持ち良い。
「あ…ふっ…ヤベ…気持ち良い…」
「んっ…あっ…一緒にイこう…ゆう」
「「ああぁっ!!!」」
俺とケイの鋒から精液が飛び散る。目が眩みそうになるくらい気持ち良い、もしもケイと繋がることができたのならどんなに気持ちい良いんだろうかダメだと分かっていてもどうしても考えずにはいられない。
「はぁはぁ…ケイ」
「はぁはぁ…ゆう」
俺とケイは抱き締め合う、しばらくバスルームには俺とケイの息を切らした声だけが響いた。
身体を洗って俺は自分とケイの腰にタオルを巻いて自室に戻る。よくケイを泊めるため、俺の部屋にはケイの着替えを置いてある。俺はYシャツとボクサーパンツを着て、ケイにYシャツを着せた、ちゃんとケイにズボンも着せたほうが俺の精神衛生的に良かったが、そんな余裕はない。早くシーツを替えてケイを休ませないと…。
「そこで少し休んでろ」
俺はケイをイスに座らせる。