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性歓寄宿舎【巨乳淫欲編】
第1章 ついにカツキと二人きり
「なつみ…、僕と寄宿舎に来てくれ」
6月下旬にさしかかったころ、カツキが突然、申し入れてきた。
その寄宿舎については、噂は知っていた。
<夏休みの2か月間、男女が2人きりで入るシステム。その間、スクーリング一切なし、2か月間、一つ建物に完全2人きりになる。建物内の出来事に、当局は一切関知しない。つまり、それは事実上の愛の巣である>

わたしは、思わぬ朗報に狂喜した。
「ただ…」
カツキは、その寄宿舎の真実をわたしに教えてきた。
その寄宿舎は、少子化対策で作られた国家の秘密施設で、男女がセックスをした結果生まれた受精卵を国家が無痛摘出オペで取り出し育成する。男女は、入ると秘密保持のため一生その寄宿舎あるいは類する施設に軟禁状態になる。
「普通の家庭を作れない一生になるんだ…」

カツキが寄宿舎生に選ばれた理由は、頭脳優秀。国家は、優秀な遺伝子を利用して、優秀な国民を育てたいらしい。
選ばれたものは、意中の異性を同伴する。
ふつうは高校生が選ばれるのだが、カツキは特例だった。

わたしは、とても驚いた。
愛の巣といっても、せいぜい2か月間、夏休みの間だけと思っていた。
もちろん、その代わりに男女は一生、セックスだけをして暮らせる。コンドームや避妊ピルは、厳禁。生入れ中出しが絶対原則。
『カツキのチンポを、24時間フルタイムで一生、ヌプヌプと楽しめる…』
普通のまともな人生を送れない、しかし、カツキとセックスまみれの淫欲生活が送れる。
わたしは、この究極の選択の間で、揺れ動いた。

わたしがもし高校生だったら、この選択はしなかっただろう。高校生ともなると、人はリアルへの希望が強くなる。
しかし、わたしは、リアル感が希薄な、夢に生きる未熟な中学生だった。
そして、未経験の性行為に憧れる、淫靡で卑猥な中学生だった。

「わたし、カツキと一緒に行く!」
わたしは、カラダを淫欲で火照らせ、腰を淫欲で震わせ、股間を淫欲でビッチョリと濡らしながら、選択をしていた。
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