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嘘の数だけ素顔のままで
第6章 痴漢【1】
〉息子の部屋でオナニーしたティッシュを嗅
〉いで以来、ゴミ箱をあさるようになりまし
〉た。オナニーにつかったティッシュってガ
〉ルショーチクのパン生地の蓋みたいでかわ
〉いいんです。ときどき生暖かいティッシュ
〉を見つけることがあります。青臭い匂いに
〉眩暈がしていけないと思いつつアソコに手
〉がいってしまいます。年ごろの男の子にど
〉ろどろにされてみたいです。



 コトブキは、オナニーにつかったティッシュってガルショーチクのパン生地の蓋みたいでかわいいんです、という箇所と、青臭い匂いに眩暈がしていけないと思いつつアソコに手がいってしまいます、という箇所をそれぞれ数十回読み直した。そして、もう一度相曾の顔写真を見た。

 芸能人に似ている女を何人かコトブキは思い浮かべた。歯医者に行ったときにコトブキは口唇ヘルプスが出ていて薬を貰いに調剤薬局に行った場面を思い出した。四十代の女が働いていたような気がする。

 お薬手帳はお持ちですか、そう訊かれて、持ってません、と言った気がするし手渡された用紙のジェネリック医薬品をご希望ですか、という欄のジェネリック医薬品の意味がわからなくて尋ねた気がする。

 その四十代の女は膝を折ってしゃがみ込み、長椅子に坐っていた自分と目線の高さを同じにして丁寧に説明をしてくれた気がした。結婚指輪をしていたような気がするし白衣からいい匂いがしていたような気がする。


 白衣の下の女の胸のふくらみは白くて、ロンパリ気味に少し垂れていて乳首には搾乳機のようなモノがぶら下がっている。本文の下にカメラのアイコンがあってタップしたらそういう写真が表示された。

 薬剤師の母親で四十三歳、この顔がこんなことをするなんて信じられないというのを通り越してコトブキはショックだった。


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