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嘘の数だけ素顔のままで
第6章 痴漢【1】
熟肉エプロンぽむさん 四十七歳 未婚 医療事務
本文:
〉誰も遊んでくれません。お尻を高く突きだ
〉すのでバックから思いっきり悪態をぶつけ
〉てください。お医者の高級ちんぽで中古も
〉いいところですが。顔を踏まれただけでお
〉しっこでちゃいます。脳逝きできるまでに
〉調教済(爆)



ユキ(#^.^#)三十二歳 既婚 保育士
本文:
〉弟の友だち七人と関係を持っていました。
〉当時あたしは大学一年で彼らは高一でした
〉。年下だったけどイケメンの弟の友だちだ
〉けあって学年ではモテグループだったらし
〉いです。でも一人以外はみんな童貞でした
〉。複数もしました。あ、そうだ。一人って
〉いうの誰だか気になりますよね(笑)。仲
〉良くなったら教えてあげてもいいよー



 ユキ(#^.^#)のプロフィールページにはスピーカーのアイコンがあった。タップするとシークバーが動きだして音声が再生された。くちゅくちゅくちゅ……そうアソコを弄る気配と一緒に湿っぽいあえぎ声をひきずった。

 タケルという名前を口にした。そのたった一人の男を呼び続けて、ユキ(#^.^#)は絶頂した。


「先生」のユーザーページにはまた新着が七件入っていた。嘘だろ、とコトブキは思ってページを更新してみる。新着は十件に増えた。

 結果的にコトブキは次のように思うことで納得をすることにした。このサイトは他のSNSと決定的に違うところがひとつだけあった。「いいね」のアイコンがなかったのだ。


 遠くの方で鴉の啼き声がした。カーテンの隙間に蒼白い光が洩れている。もうじき新聞配達のバイクがやって来る頃だ。コトブキは眠ることを諦めて新着のメッセージを開いた。


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